おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

メメントモリの話

唐突に希死念慮が高まることがある。
そんな内容を書くかなと思ったため、表題がメメントモリである。
厳密には生きることを前提とした云々ということがあるかもしれないが、生きることを前提に人生を組み立てていないため却下である。


ここのところ気分安定薬が全く出ていなかった。
出なかったことについては、もはやどうでもいい。
どうでもいいが、薄ぼんやり予想していた「いつか」が最近来ているというだけのことである。



こういうときに思うのは

薬を飲まなければ自分の感情を制御出来ないのか
結局また増薬するしかないのか
具体的な自死の方法は何が最も効率的か
今まで成功した人達はどのように決行したのか

大体この4つである。



服薬についての絶望は常日頃からあるため、ひたすら諦念に徹しているが、具体的方法を探すとなるとなかなか難儀する。
投身が楽なことには変わりないらしい。位置エネルギーは偉大である。
縊死を想定した場合は、部屋のどこに紐を垂らすのか、そんな最適な場所が我が家にあるのか、なさそうで仕方なくベランダの手すりに紐をかけて死刑よろしく首に輪をかけつつそのままベランダの外へ身体ごと投げ出して頚椎を折りながら全うするのが最も現実的である。
いずれにせよ、屋外になってしまうため目撃者は軽い衝撃を受けるだろうが人生100年、生きていれば死ぬ人を目撃することくらいあるだろう。その日は運が悪かったと思ってぜひ一日を諦めて過ごしていただきたい。無論、わたしは死んでいるため責任は取らないし、取れない。

過剰服薬はどうなのか、という話もあるが、屋内でどうしても遂行する必要がある場合のみ実行する程度の優先順位である。
理由は、実現可能性が低いから。
手持ちの強めな薬を軽く挙げてみても
ベゲタミン100錠低度
サイレース70錠程度
レボトミン50錠程度
アルコールを入れたとしても圧倒的に少なすぎる。
あともう少し減量して薬の回りをよくしつつ、デパスマイスリーベンザリンコントミンその他手持ちの薬を投入しても、よくて2,3日意識がなくなるくらいで、後遺症なく社会復帰すればよいものの最悪の場合は横紋筋融解症で苦痛と共に入院生活である。
完遂できなさそうなことはしたくないので服薬で実行したい場合はもう200錠程度レボトミンあたりを足しておきたい。

ああ、でも若いときに失敗したのは肝臓の機能がそこそこよかったからで、もしかしたら今のわたしなら以前よりは率が上がっているかもしれない。
あくまで可能性の話である。




もしくは、もう一層のこと働くのも院に行くのも全てやめて入院してみるという手である。
言わずもがな今以上に人生は手に負えないことになるが、そもそも自力でどうこうしようと考えるからこの有様なわけで他人に全て委ねてしまうというのもある種の選択肢のような気もする。
しかしながら、精神科病棟の状況を漠然と知っているため正直に言ってしまえばあんなところで生き長らえるなら、死んだ方が精神衛生上よさそうである。
かなしきかな、日本の精神科医療。




投身と縊死、迷うところではありますね。



こんなところで。




死は救済。