1日中のんびりしたの話
非常に難しかった。
ここのところ、軽躁か混合状態でとにかく予定を詰めて外に出て何かをしていないと落ち着かない。やりたいことはたくさん頭の中に浮かんでくる。ただ、身体の疲労は全く取れず、ずっとちぐはぐな状態だった。
この記事を書いている日は、珍しく何の予定もなく(というより入れないようにしていたのだが)、1日中家で身体を休める日にしようと思っていた。冒頭の通り、非常に難しかった。
昼あたりでもう外に出たくて仕方がなくなり、理解のある知人に
「病気の症状だが、外に出たくて仕方がない。今日は家から出るなと言ってくれ」
と連絡をして、その通りの返答をもらえたため、どうにか家の中で過ごすことができた。
自宅でゆっくりしたいという人には全く理解できないことだと思うし、わたしもこうなるまでは土日のいずれかは家でゆっくり過ごしたいという人間だったので、自分でも自分の変化についていけていない。はっきり言って、躁転もうつ転も疲れてしまったし、一人暮らしにも飽きてしまった。
こんな勝手を言えるのは今自分に職がなく、自由な時間が多いからだろうか。できることなら起きてる間はずっと働いていたい。一応、労働に関してはドクターストップがかかっている。大幅に処方が変わったため、少し安定してからの方がいいだろうという主治医の判断である。わたしも確かにそう思う。睡眠時間は以前に比べて驚くほど取れるようになったし、悪夢も見なくなった。ただ、寝起きの持ち越しがややある感が否めない。それでも元気に外出してしまうのだから、もはや手に負えない馬鹿である。
大抵、こういう時期は知らぬ間に脚に痣がたくさんできている。薬の副作用で内出血しやすくなっているのか、軽躁で多少ぶつけても痛みに気付かないのか、もしくはその両方か、いずれにせよあまりきれいなものではないのでどうにかしたい。
生きる意味なんてないよ。
生に縋りたい奴らが必死になって、その理由を探しているのを見ると勤勉さに感心する。
すっぱくてきいろののみもの。
冷えたグラスに氷をたくさん入れて
つめたいケイト・スペード。
あぐれ