おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

水草の話

金魚話の続きである。

 

 

生体購入と同時に

アマゾンフロッグピット(以下アマフロ)3株とマツモ5株を買った。

 

アマフロは浮草の中でも繁殖力の強く手入れの要らない部類で、水中に伸ばした根が水槽内の富栄養化を防いでくれる。

マツモは根を持たない水草でこれも適度な光量とCO2があれば勝手に増えるし、なんなら金魚のおやつになる。

両方ともレイアウトとして使うには不向きかもしれないが、実用面で考えればコスパがいいことこの上なしである。

 

 

当初の予定ではアマフロをベランダの睡蓮鉢に全て放り込み、マツモ3株は睡蓮鉢へ、2株を45cm水槽へ入れておくはずだったが、青一と赤坂の力関係を見るにそれ自体がめちゃくちゃに難しいことが判明し(赤坂の気が強すぎて青一が追いかけ回され疲弊気味)たので、とりあえず赤坂だけを45cm水槽に残し、大きめのマツモを一つ入れ、青一は5ℓくらいの小さな米びつに小さめのマツモ1株と暫定的に暮らしてもらっている。

 

ベランダの睡蓮鉢は何をせずとも割とどうにでもなるのでまあそんなに心配してはいない。

というのも、陶器の鉢と抱える水量が圧倒的に違うため、多少外気温が変化しても、鉢の中の水温はそこまで急激に上げ下げしないし、そもそも蒸発するときの気化熱である程度は勝手に調整されるようになっているためである。

まあ、この夏は暑そうなのでアマフロでやや日光を遮り、マツモで更に水中の日陰を増やしたというところだ。

睡蓮鉢に関してはアマフロはともかく、マツモが食べ尽くされないことを祈る。餌やりは一応今まで通りにしておくが、マツモの減りが早ければ餌の量自体を減らすことも辞さない構えである。

※現在は毎日3粒の餌を放り込んでいる。

※活発そうなときは日に4,5粒に増やすが、朝晩で数量は分ける

※増やすときも3日~1週間程度かけて増やす

※餌切りするときは同様に徐々に減らしていく

 

 

女王様の相手も一筋縄ではいかないというわけだ。

詳細は書いてもおもしろくないと思うため、金魚ネタをそこまで書くつもりはないが、放っておいているように見えてそこそこに気を付けているのはやはり暇だからである。

 

 

 

 

そんなところで、赤坂の動きが落ち着かなくてなんだか嫌だなあ。

 

 

 

用意は周到、準備は万端、焦りは禁物。

分相応な人生を。

あぐれ

同居する方が増えたの話

金魚である。

 

 

 

増やしたのは

更紗琉金

朱文金

三尾和金

のそれぞれ1匹、計3匹。

 

上から順に

有楽町

青山一丁目

赤坂

と名前をつけた。

 

ちなみに先住者の更紗琉金の銀座さんはおそろしく気が強く、青一と赤坂に遊泳力で劣っても隙あらばいじめ(いじめか?)をしそうなので、青一・赤坂は当面の間、空いていた45cm水槽に放り込んでおく。有楽町はちびすけなので10ℓのバケツで飼うか悩みどころである。

我が家には60cmの水槽も空いているが、青一・赤坂が手狭そうなら両名を60cmに移して、有楽町は45で悠々自適の生活を送ってもらうか…まあ、この記事が更新されるまでにこいつらが生き残っていることを祈るばかりである。

(これを書いているのは7月末)

 

わたしがどれだけトリートメントだの水温だの気をつけていても、アクアリウムショップでざばっと狭っ苦しく泳いでいた生体は大抵疲れており、病気を持っている可能性も高い。金魚すくいの金魚に比べればマシだが、それでも一定の率で昇天するのは致し方のないことである。

 

塩浴については賛否両論あるが、個人的にはした方がいいと思う。

というのも、家に帰ったら手洗いしろというノリで知らん菌類は落としてしまえという理由だ。

塩浴は単純で温度合わせ&カルキ抜きの済んだ水に0.5%分の食塩を入れ、よく混ぜ、そこに生体を放り込んでおけばいいというだけである。実際は水合わせなど徐々に行うが、ざっくり説明すれば0.5%食塩水に魚を入れておく、以上。という至極単純な行為だ。

0.3だの0.6だの色々あるが、個人的には0.6%以上だと上限ギリギリの個体が出てくるように思うので、皆さまの標準0.5%濃度の食塩水にしている。まあ、生体が元気になればそれで構わんだろう。目的は濃度がどうのこうのではなく、身体についた病原菌、細菌類の除去と疲れた身体を休めてもらうことである。

 

 

 

 

水槽の立ち上げなんかに関してはそこらの金魚の本でも買えばいいと思うが、

水槽

カルキ抜き済みの水

砂利

(あれば他の生体のいた水や水草)

あたりがあればどうにかなる。

新規の生体が塩浴している間に新しい水槽に水を入れ、洗った砂利を敷き、他の生体のいた水や水草を入れて2,3日経てば金魚に最適なバクテリア類もうようよしている金魚水の完成である。  

 

 

 

今更ながらに

銀座

青一

赤坂

と色のついた名前できていたので、せっかくだから有楽町を色のついた駅名にしておけばよかったと若干後悔している。

当の本人は名付けすらわからないと思うので、年明けにでも改名させようかと思う。

 

 

 

そんなところで、金魚すくいの夏。

 

 

 

 

用意は周到、準備は万端、いつでも金魚はお迎えできる。

我が家は1人と4匹の5名が勝手に同居する賃貸になってしまいました。

分相応な人生を。

あぐれ

続・軽躁にかまけての話

デパケンが増えても効いていないのだろうか。

 

 

気分的には日々人生の最高値を更新しているような感覚である。要するに日々最強というわけだ。これはこれで困りものである。

 

正味な話、単純に軽躁で脳みそがおかしくなっているだけでわたしの能力が何かしら底上げされたわけではないし、いい加減軽躁気味の日々も落ち着きを見せてくれないとどうしようもない。

 

働くことになりそうという話だが、日勤の仕事がほぼほぼ確定で9-17あたりの拘束、フリーランスで週3回、もうひとつアルバイトで3足の草鞋を履いてしばらくはやっていく所存である。

ここまで仕事の予定を詰めるのはもちろん軽躁もあるが、年内にまとまった金が要るというのも大きい。そして、わたしの性格上まず預貯金に手を付けたくはないし、証券口座から金を引っ張り出すなんて持ってのほかである。

守銭奴なのだ。銭を守る奴である。

まあ、借り奪いはせず、使える制度は使い倒すという点において全日本守銭奴選手権20代後半女性の部でベスト20くらいには残ると思う。意外と同世代女性は控除や金転がしの類も好きなんだろうか、社会との接点が少なくなりすぎてわからなくなってしまった。

 

 

 

軽躁がいつまで続くかはわからない。

そもそも軽躁ではなく、主治医からは「完全に躁でしょうね」とのお言葉を頂いている。使える躁は使うに限る。

諸々の手続きも日勤の仕事が決まるまでに済ませねばならないところもある。

 

 

働くとなれば心機一転切り替えをしてそれに集中するのみである。

この前は無職のたのしさについての記事を書いたが、労働も悪いことばかりではなく、勤務中はまず金を遣わないためやたらと貯金が増える。暇も潰れる。いい職場であればそれなりのスキルもついてくる。

日々の満員電車の拘束にさえ耐えればなんてことはないのだ。

 

そもそも、みなみなさまにおかれましてはわたしが無職で働くのを拒否している人間だと思っているかもしれないが、基本的には働きたい側の人間である。なんせ厚生年金、保険が勝手に天引きされる。これがおおきい。

 

 

軽躁にかまけていろいろやりたい気持ちはあるものの、少し前までは勤務についてドクターストップが出ていた。

慣らしつつで解禁してもいいとのお達しが最近出てきたので、諸手を上げて勤務に戻れるというわけである。無理なら最悪やめればいい。

最近の面接続きでだいぶ他人との会話に慣れ、営業の感覚も戻ってきた。そして、派遣会社で登録をした際に貿易事務の簡易テストがあったが、LC項目は満点であった。ブランクがあるものの、満点というのはうれしいものである。

 

 

 そんなところで、できれば商社に戻りたい。  

 

 

 

用意は周到、準備は万端、相手に先んじて初動は早く。

分相応な人生を。

あぐれ

瀉血の話

前の記事にも書いたが、たまに自己採血をしている。

 

 

af-doctor.hatenablog.com

 

 

予め断りを入れておくが、これは自己採血を推奨する記事ではないし、医療従事者でもセルフで血を抜くという人はそうそういないだろうから、参考にもしないでほしい。

 

 

軽躁で頭に血が上りやすくなっているのでとりあえず血を抜く。

前の記事にはどこまで詳しく書いたが忘れてしまったが、瀉血だか自己採血だかで必要なものは

・医療用ニードル

駆血帯

これさえあればとにかく血を抜くことは出来る。

 

 

 

あとは抜いた血を入れる容器だの消毒液だの抜いたあとの絆創膏だの必要な人な用意すればいい。

 

 

準備をするなら、強いていえば身体を温めておくことくらいだろうか。わたしは両腕の血管、両手の甲から血を採れるのであまり気にしたことはないが、まあ量を抜きたい・血管が出づらいという人には有効だろう。

 

 

 

瀉血の効能は諸説あるが、わたしはなんとなく落ち着く気がする。その程度である。

あとは気が紛れるし、自分の存在が薄まる感覚がする。

存在を薄まる感覚というのが割と大事で、睡眠で意識を失っている状況というもありがたい。

  

ストレスを溜めすぎると解離が起こって家の中でも外でも唐突に意識を失い、記憶が抜け落ち、離人感で気持ち悪くなってしまうので、その前になるべく自分の機嫌を取る必要になってくる。これが出始めると診断名に解離性障害ということばが追加される。

そこで瀉血の出番というわけだ。

ストレスを溜めて酒を飲む人もいるだろう、過食に走る人もいれば、ギャンブルにのめり込む人もいれば、異性との行為で紛らわす人もいるだろう。わたしはたまたまそれが血を抜くことだっただけの話で、残念なことに褒められる内容ではないが、他人を殴ったり、泥酔して周囲に迷惑をかける輩に比べたら幾分かマシだと思いたい。

思いたいだけで、周囲の人に話すべき内容でもないこともわかってはいるのでこうしてブログに書き散らして終わりにしておく。

 

 

 

そんなところで、献血できればいいけど毎日馬鹿みたいに薬を飲んでるからだめだね。

 

 

 

 

用意は周到、準備は万端、手前の人生の責任は手前で取る。

分相応な人生を。

あぐれ

軽躁にかまけての話

面接に行きまくった。

 

 

 

 

 

多い日で1日3箇所の面接、1回しか入れていない日は別のアルバイトというよりフリーランスでやっている案件で時間を潰していた。

さて、無職無職と書いていたが、フリーランスで何かをやっているのかとなってしまうが残念なことに何かをやり始めている。フリーランスと言えば聞こえはいいものの、単純に業務委託であり、「お前が勝手にやってくれ」という内容なので自由にやっている。

 

 

さて、軽躁にかまけて何をしていたのかと言えばとにかく面接に行き、エントリーシートを書き、履歴書、職務経歴書を練り、職場の見学に行ったりもした。

さながら氷河期世代の就活である。

 

 

本件に関しては友人知人に相談もした。もちろん彼等彼女等からは止められたが、わたしの行動は止められなかった。

軽躁もそうだが、半分くらいは貧困妄想がひどく、とにかく金が必要だと信じ込んで気が狂いそうだった。どちらかというと気は狂っていた。

 

頭がおかしいのはわかっていてもやめられない。人並みであるために、うつ転したときのために、健常者のふりをしていたいがために、金が要る。

金の余裕は心の余裕である。これは紛れもない事実で、実家にいた頃、我が家の経済力が底辺だったらわたしは100%グレていた自信がある。ギリギリで踏みとどまれたのはとにかく経済的に困窮したことがなく、望めば大抵のものが手に入り、正直なところ、玩具や書籍の類の購入を制限されていた家庭で育った方々の気持ちはわからない。で、わたしがわがまま放題育ったかと言えば、今の慎ましい生活からもおわかりかと思うが、言うほどほしいものもなかったし、読みたい本は図書館で調達できたし、衣服の類は母親が好き勝手買ってきていたのと興味がないのとで想像しているほどは豪遊していたわけではない。

まあ、兄弟の方が好き勝手金を使って生きていたと思う。

 

 

 

本筋に戻そう。

軽躁と貧困妄想が合わさると最悪な結果になる。過剰な労働に時間を費やし、文字通り身を粉にして金銭を得ようとする。

日本人的に勤労自体は賛美され褒められるべきものかもしれないが、過剰というのが困りもので、後々に問答無用のうつ期がくる。この時期には働けないどころか、発話困難、思考の鈍化、活字の認識もままならず、そもそも食事もできないのである程度の蓄えが必要となり、やはり働けるときに働いておくかという焦燥感でいっぱいになる。

 

難しい。軽躁で働きすぎなければうつも軽いのか、まだわからないのだ。とりあえず貯め込んでおいて損はないという馬鹿の一点張りで金銭を得たい。となる理屈で堂々巡りになってしまう。

 

 

 

そんなところで、書いても仕方のないことである。

 

 

 

用意は周到、準備は万端、気合いと勢いだけじゃだめなお年頃。

分相応な人生を。

あぐれ

最近の銀座の話

我が家の金魚である。

 

 

銀座、オスかメスかは知らないが、便宜上彼女としておこう。

我々は同居し始めてかれこれ2年かそれくらいになる。とりあえず冬は2度越えているはずである。

 

 

いつぞやに書いた記事にもあるように我々は当初室内で同居をしていたが、なかなかに彼女がわがままなので外に追い出した。結果、お互いに半別居という形を取ることで仲良く暮らしている。

ここのところは暑いので毎日水を30ℓ程度替えつつ、適当な浮く系の水草でも入れてやるかと思っているが、暑さにかまけて出来ていない。アマゾンフロッグビットあたりが安くて勝手に増えてくれるのでとてもいいのであるが、下手すると彼女の餌食になってしまう。アマフロは平気な方だが、繊細な水草関係は彼女のおやつである。

 

 

 

金魚のいいところはとかく人間と交わることのない存在というところである。水の中でしか生きられないものと、空気・特に気体の酸素がなくては生きられないもの、同じ家に住むというのもまた奇妙なものである。

話は通じているのかいないのか、まあ人影が見えれば水面に寄ってくる姿はさながら餌を強請る猫であり、触れられない分、愛しさはひとしおである。

 

 

書いたところでどうせ伝わらないだろうから構わない。

金魚に関しては珍しくわたしの中で「要るもの」に分類されている。

水槽の中で飼われなければ、綺麗な朱色を保てない、餌を自ら得ることもかなわずまるで実家にいた頃のわたしを見ているようで清々しい気分になる。なんとも表現し難いが、過去の自分に似たものはとかく好みがちである。

歪んだ愛情をこれからも彼女に注ぎ続けるだろう。彼女は当時のわたしに似ている。

 

 

 

 

そんなところで、夏祭りの金魚ちゃんはちょっとかわいそうだよね。

 

 

 

 

用意は周到、準備は万端、賊は須らく殲滅すべし。

分相応な人生を。

あぐれ

ボトックス注射その後の話

夜中の噛み締めが少なくなった気がする。

 

 

 

もともと噛み締めからの咬筋が発達、おかげで首肩は凝るわ、頭痛に繋がるわ、最悪であった。ここのところは夜にマウスピースをつけて多少はマシになったか?というところであったが、ボトックス注射を打ってからは特に朝の目覚めがよくなった気がする。

そしてエラのあたりは確実に小さくなった。

 

まあ、咬筋の動きを弱らせるのに効果があったのは確かだが、次回わたしが3ヶ月ないし4ヶ月後にボトックス注射を打つかどうかはまたそのときに考える。

美容目的で小顔を目指す人は正直なところ骨を削り、脂肪を吸引した方がいいのかもしれない。そのあたりは個々人で勝手にやっていってほしい。わたしは感知しない。

 

 

他人に「小顔になった」と聞かれることもあれば、聞かれないこともある。

体重も少し絞ったところがあるため、ボトックス注射の効果なのか否かは判断しかねる部分があるものの、抵抗がない人・金銭的な心配のない人は1度くらい経験しておいてもいいのかもしれない、というのが感想だ。

わたし自身が「何事も経験」という側の人間なのでそう思うだけで保守的な方々はどうぞ保守でがんばっていただきたい。

 

 

 

 

無職無職と言いつつも、月内に働き出すような目処が立ちつつあるので、本当に美容関係でダウンタイムのあるものはこの程度で一旦休憩である。

なんの仕事をするのか?それはここに書くべきことでもないが、とりあえず他人にボトックス注射を打つような仕事ではないことだけ確かである。

 

 

 

そんなところで、美容は自己満足。

 

 

 

用意は周到、準備は万端、負ける喧嘩はしない主義。

分相応な人生を。

あぐれ