続・軽躁にかまけての話
デパケンが増えても効いていないのだろうか。
気分的には日々人生の最高値を更新しているような感覚である。要するに日々最強というわけだ。これはこれで困りものである。
正味な話、単純に軽躁で脳みそがおかしくなっているだけでわたしの能力が何かしら底上げされたわけではないし、いい加減軽躁気味の日々も落ち着きを見せてくれないとどうしようもない。
働くことになりそうという話だが、日勤の仕事がほぼほぼ確定で9-17あたりの拘束、フリーランスで週3回、もうひとつアルバイトで3足の草鞋を履いてしばらくはやっていく所存である。
ここまで仕事の予定を詰めるのはもちろん軽躁もあるが、年内にまとまった金が要るというのも大きい。そして、わたしの性格上まず預貯金に手を付けたくはないし、証券口座から金を引っ張り出すなんて持ってのほかである。
守銭奴なのだ。銭を守る奴である。
まあ、借り奪いはせず、使える制度は使い倒すという点において全日本守銭奴選手権20代後半女性の部でベスト20くらいには残ると思う。意外と同世代女性は控除や金転がしの類も好きなんだろうか、社会との接点が少なくなりすぎてわからなくなってしまった。
軽躁がいつまで続くかはわからない。
そもそも軽躁ではなく、主治医からは「完全に躁でしょうね」とのお言葉を頂いている。使える躁は使うに限る。
諸々の手続きも日勤の仕事が決まるまでに済ませねばならないところもある。
働くとなれば心機一転切り替えをしてそれに集中するのみである。
この前は無職のたのしさについての記事を書いたが、労働も悪いことばかりではなく、勤務中はまず金を遣わないためやたらと貯金が増える。暇も潰れる。いい職場であればそれなりのスキルもついてくる。
日々の満員電車の拘束にさえ耐えればなんてことはないのだ。
そもそも、みなみなさまにおかれましてはわたしが無職で働くのを拒否している人間だと思っているかもしれないが、基本的には働きたい側の人間である。なんせ厚生年金、保険が勝手に天引きされる。これがおおきい。
軽躁にかまけていろいろやりたい気持ちはあるものの、少し前までは勤務についてドクターストップが出ていた。
慣らしつつで解禁してもいいとのお達しが最近出てきたので、諸手を上げて勤務に戻れるというわけである。無理なら最悪やめればいい。
最近の面接続きでだいぶ他人との会話に慣れ、営業の感覚も戻ってきた。そして、派遣会社で登録をした際に貿易事務の簡易テストがあったが、LC項目は満点であった。ブランクがあるものの、満点というのはうれしいものである。
そんなところで、できれば商社に戻りたい。
用意は周到、準備は万端、相手に先んじて初動は早く。
分相応な人生を。
あぐれ