たのしい無職の話
ブログを始めて4ヶ月ほど経ったのだろうか、無職のたのしさについて書いていなかったように思う。
無職のよさはいろいろある。
消極的なよさを挙げれば
・満員電車に乗らなくていい
・仕事に付随する人間関係に気遣わなくていい
・勤労に縛られなくていい
そんなところである。
積極的なよさを挙げれば
・自炊、外食、コンビニ飯を選べる
・すきな時間に水浴びができる
・いつでも金魚を見られる
・自由なネイルができる
・街中に平日の昼間に行ける
・深夜にさんぽができる
要するに時間的な自由度な増すということに収束する。
深夜にさんぽをしているのも、ここのところ昼が暑くて外に出たくないというだけで基本的には夜24,25時には寝て5,6時あたりに起きる規則正しい無職生活を送っている。
眠剤が増えたおかげで睡眠は5時間ほどは確保できるようになってきた。持ち越しがあってもなくても無職なので関係はない。知ったことかというところで強気の処方に強気の服用である。
よく食べ、よく眠り、よく動く。治療の初歩だろう。
とはいえ、不安があるのではないか?
と聞かれそうだが、不安はない。そもそも不安がある人間は次の仕事を見付けてから辞めるだろうし、ある程度の預貯金のない人間は無職の期間を長く作らないのではないのだろうか。
お前そんなに金はあるのか?
と問われると微妙なところで金持ちというほど金はないが、1年かもう少し無職をする程度には小さな資産がある。と言うに留めておく。
めちゃくちゃに節約をしてはいないし、というよりそもそも生活水準を下げてはいないし、変わらず友人とはたまに会うし、かと言って時間の余裕にかまけて豪遊するわけでもなく慎ましく分相応に生きているのである。
月に1回か2回は少し贅沢をし、酒を飲み、ふだんは美容室で暇を潰させてもらうなり、映画を見るなり、料理をするなり、ポケモンGOをするなり、次のネイルのイメージ画像を探すなり、本を読むなり、コロ助なり。
一応たまにハロワに行くし、就労の意思がないわけではない。
しかしながら、特段無職で困っていることもないため、国だか市町村としては困りものだろう。
なんせ国民の義務
勤労、納税、教育
のうち勤労をしていない。
納税はしている。去年の所得のおかげで住民税と国民健康保険料で一時機嫌が悪くなっていた。それはそれで払ってしまえば文句を言われる筋合いはないのである。
外野は黙ってろ。
そんなところで、人生で1度くらいは無職をしておいてもいいものである。
分相応な人生を。
あぐれ