おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

テンキューに行ったの話

水道橋にある天体関連の施設である。

 

 

 

入ってすぐにプロジェクションマッピング、3Dのきれいな映像を見せてくれる。なるほど、よくできた映像であった。映像を見るためだけに600円かそこらで再入場もできるらしい。ちなみにまったく同じ映像ではなく、なんやら主題(?)が異なるとのことでそれはそれだけで楽しそうだと思った。

 

更に奥に進むと、宇宙の成り立ちやら火星、太陽、地球の説明やら、人工衛星だの何だのとにかくJAXAっぽいものがたくさんあった。

そして3つ目の部屋に入ると、なんと言っていいのかつくばのエキスポセンターのような、お台場の科学未来館のような、とにかく科学だか工学だか理科っぽいことを遊びつつ学べますよ、というような場所であった。

 

 

3つ目の部屋の入口付近にガチャガチャがあった。ひとつ300円か500円、謎解きをしましょうというガチャガチャである。

わたしと同行者は気にせず、500円のカプセルを買った。

 

 

ネタバレに気を付けなければならないが、計3名のいい大人が揃いも揃って知恵を絞り、視点を変え、場所を変え、なんと5時間かかって解き切った。

我々が馬鹿だと思われるだろう、確かにわたしは馬鹿だが、ひとりは国立卒、もう1人は有名私立と言われるところを出ている国家公務員だ。そのふたりもいるのに5時間!まったくもって驚きの長さである。その場でのひらめきや施設内で見聞したことをフルに使わねばならなかった。

 

しかし、難問で手強い相手ということは、つまり大いにやりがいのある作業だということだ。そして、解き切ったあとのご褒美がすばらしかった。

筆舌に尽くし難いとはまさにこのことだ。

 

 

 

どうやら、テンキュー内のこの謎解きは期間ごとで変わるものであるらしいので、また謎解きの内容が変わったら行きたいと思う。

 

 

 

話変わって東京メトロの謎解きもなかなかにやりごたえがある。

あれは日本語、英語版があるが、おそらく英語版の方が簡単だろう。この間のメトロ謎解きでは帰国子女と共にあちこちを回ったが、問題もないくせに英語版の回答をいくつか思案していた。まあ、自頭の良さというのもあるのだろうが、そのあたりは羨ましいの一言に尽きる。

 

 

 

無職は無職であるが、次回のメトロ謎解き、テンキューの謎解きに問題なく行ける程度の収入は得たいものである。

 

 

 

 

そんなところで、謎は謎で構わないが真実はひとつではないし、わたしの事実は他人がわたしに事実として矛盾なく伝えたことはわたしにとっての事実になりうる。真実なんて知っても知らなくてもどうでもいい。

重要なことは「わたしにとっての事実」それだけだ。

 

 

 

ぐるぐる思考回路。

あぐれ