おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

試写会に行ったの話

羊と鋼の森』の野外試写会に行ってきた。

 

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なんやら日本初の新宿御苑貸切での試写会だったらしい。入場は1730からで、出演者挨拶が1830から、本編公開が1920からであった。

この季節、何を危惧するか。言わずもがな蚊に刺されである。先日散々蚊の餌食になったので、今回は虫除けスプレー持参で休憩のたびにつけ直した。おかげで蚊に刺されは0である。隣の女子大生らしき2人組は、挨拶前に「かゆいかゆい」とバイオハザードな事態になっていた。完全にわたしの勝利であった。

 

 

 

 

さて、試写会の話に戻る。

わたしは野外上映というもの自体が初めてで「室内の方が音響その他よいのでは?」という疑念が拭えなかったものの、試写会終了後の感想は思いの外悪くなかった。今の季節だからというのもあるが、時折頬を撫ぜる風が心地よく、雲の切れ間に顔を出す月は情緒があって非常によかった。作品に集中しろというのはわかる。他人に迷惑をかけてないのだから、すきに観させてくれ。今宵の月はきれいである。

内容自体は原作を読んでいないので比較ができないものの、鈴木亮平がドラムを叩くシーンがとてもよかった。素人が叩いているのは素人のわたしから見ても丸わかりであったが、鈴木亮平の笑顔がよかった。役者をやめてドラマーになってほしいくらいによかった。よかったよかったとばかり書いているが、語彙がないのでご容赦頂きたい。よかったもののことをよかったと言える世の中であってくれ。自己弁護である。

あとはやはり音楽もよかった。久石譲がどうとかということだったので、初めて耳にする曲でもすぐに馴染んだ。天才というのはこういう人のことを言うのだと思う。

 

関係ないことではあるが、山崎賢人櫻井翔の顔を整えた感じの人なんだということがわかった。これ以上は山崎賢人櫻井翔のファンに憤慨されそうなのでやめておく。

 

 

 

めずらしく試写会についてのまともな感想を書いたと思う。

実際に劇場に足を運ぶかどうかについてだが、1日かレディースデーに行きたいという程度の好みであった。邦画に金を出して劇場で観るというのは、ほぼ皆無なのでそれなりに面白かったということである。まあ、再三になるが何より音楽がよかった。あれは金曜ロードショーだけで聴くのは勿体ないと思う。

 

 

 

新宿御苑で夜にイベントをするというのは、今後も定期的に続けて欲しい。秋あたりに朗読会なんかをしても良いのではないかと思う。何より人の少ない新宿御苑を歩けるのは貴重であるし、夜に歩けるのも貴重である。いい経験をした。

 

 

 

 

以前も書いた気がするが、空飛ぶタイヤの試写会に行きたい。当たらなかったらたぶん観に行く。当たれ。

 

 

 

 

ぐるぐるタイヤでリコール問題。

あぐれ