おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

電車の話

電車に乗るのがすきだ。各停でも急行でもいい。

 

電車の中から見える景色がすきだ。変な色の看板が見えたり、踏切を待つ人達が見えたり、映画のフィルムを投影されているような気分になる。他人の日常はわたしの非日常である。ひとコマだけ切り取ったところを見て、その前後に思いを馳せたりもする。

 

電車が駅のホームに入ってくるところを見ると少しわくわくする。電車の型だったり、細かい違いはわからない。でも、知らない人をたくさん乗せている乗り物が自分の近くにやってくると思うと、ひとつの共同体に招かれているような気がしてやっぱりわくわくする。乗ってしまえば、それぞれの乗客は基本的に互いに干渉しあわず目的地までの時間を各々過ごす。個人的にはそれもそれで奇妙な気もするが、新幹線でさえ隣の席の人間と雑談するような人間は少ないのだから、電車に関しては言わずもがなというところであろう。

 

 

 

ちょっと目がぐるぐるしてきたから、続きはそのうち。