おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

夕立の話

最近めっきり聞かなくなった言葉である。



昨日だろうか、久しぶりに夕立的な夕立に遭った。
空には稲妻が走り、少し経ってから大粒の雨が降る。
夏の風物詩にようやく会えた気がした。

以前の記事でも書いたかもしれないが、わたしは傘が好きである。
ビニール傘と折り畳み傘はわたしの美徳に反するため持たない。
何もないときに雨が降ったら、それは濡れて帰るべき時なのだと思う。

傘の何が良いか、
自分の領域を作れるような気持ちになれること
傘の上で爆ぜる雨音がよい
何となく守られているような気分になること
そんなところである。


とはいえ、傘を使うのは雨の日だけではない。
3月あたりからは日傘でだいたい11月か12月まで使い続ける。
日傘は黒か紺、雨傘は白と水色か青のストライプと決めている。
晴れの日には自分で影を作り、雨の日には晴れの雰囲気を自分で作るのである。
単純だが、自分の機嫌を自分で取るには至極有効な方法である。




賞与が入ったらまた少しいい傘を買うことにする。




そんなところで。




まるまるビリリダマ