おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

台風の話

ぐるぐるのアレである。

 

 

 

 

恵みの雨なのか、人の弱さを教える神の悪戯なのか、まあそういう詩的な表現をわたしはできないため、とりあえず台風のことを書くとする。

 

 

 

 

 

まず、無職に台風はあまり関係がない。

なんと言っても働いていないということは通勤の必要がないため、公共交通機関の乱れがあろうがなかろうが、そんなものに乗り降りしなければいいだけの話である。

停電でもすれば多少は困るのかもしれないが、そもそも我が家はオール電化ではないし、台風の来る季節は暑いので風呂は水だし、台風が来ていたら大体涼しいからエアコンが要らないし、テレビも観ないし、冷凍庫のアイスが溶けるか溶けないかくらいしか困らない。

 

これがもし会社員時代だったら相当憂鬱だっただろう。

会社から「緊急なんとか速報」のような注意喚起のメールが飛んできてもどうせみんな出社し、上の奴らの帰宅指示は遅く、駅は大混雑でタクシーもつかまらず、面倒になりかいしゃに戻ってある程度台風か人がどうにかなるまでこなすべき業務の続きをするのである。

なんと勤労精神溢れる日本人だったのだろうか!

 

馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

わたしがいなくても会社は回るし、わたしがいなくなったところで回らなくなる会社ならさっさと潰れて頂きたい。

 

 

 

もし、学生の頃だったらどうだっただろうか。

たぶんT.M.Revolutionごっこをして過ごしていたように思う。

※危ないため真似をしないように

 

T.M.Revolutionごっことは、西川貴教になりきり、雨や風の調子に応じて主に『High Pressure』『hot limit』『thunderbird』あたりを意識して外で遊ぶというだけのことである。

これは馬鹿だと思われるだろうし、事実馬鹿なのだが、やってみるとなかなかに楽しいもので西川役、ギター役、噴水役、衣装役、カメラ役など自由度が高く、雨と風のおかげで歌を知らなくても大抵盛り上がる。

もう1度書いておくが、T.M.Revolutionごっこは大変な危険を伴う遊びであるため、決して真似しないで頂きたい上に万万が一ひとりでやろうものなら職質必至である。

わたしは止めておいた。

 

 

 

 

夏はT.M.Revolutionごっこ

秋は働き

冬はwinter againごっこ

である。

 

winter againごっこについても大方の予想がついているとは思うが、ブログが雪の季節まで続いていたらまた詳しく書こうと思う。

 

 

 

 

そんなところで、台風の日はおうちでのんびりしていようね。

 

 

 

 

用意は周到、準備は万端、台風コロッケ3つ買った。

窓を叩く大粒の雨音が心地よい。

どんな天気でも分相応な人生を。

あぐれ