キレートレモンの話
我が家に届いた。
すっぱい飲み物は良い。
1瓶あたり66円だった。安い。
飲食物のラベルを見るのが好きで眺めていたが、これも人工甘味料が入っていないらしい。何がそんなに違うのか、まったくわからない。
たぶん人工甘味料を使ったらもう少し安くなるんじゃないだろうか、まあ少し価格を抑えるために世の中の自然甘味料信者に総叩きにされたら企業もたまったものではないということなのだろう。
わたしもいつか子どもを持つことがあったら、そういうことに敏感になるのだろうか。かわいい子には旅をさせよ、よろしくかわいい我が子に毒を与えよをしてしまいかねないと思う。とりあえず1歳未満にはちみつを与えないことと、大人の唾液は移さず、はみがきの徹底だけはさせておきたい。
これは言い訳や当てつけだと思われても構わないが、親のせいで乳歯の時から虫歯だらけだったのも今でも恨んでいる。ちなみに乳歯が虫歯で全部生え変われば関係ないと思われるだろうが、乳歯が虫歯の人間は永久歯も虫歯になりやすくなるとのこと。乳歯を虫歯にさせるような生活習慣が悪いのか、口内環境が最悪を極めてしまうのか、両方なのかはわからない。とにかく、後になってからどうにかしたくなっても遅いということである。歯と骨は大事にしないといけない。
キレートレモンの話である。
C1000タケダといまいち違いがわからないものの、小さいころはすっぱくてすっぱくてとにかく苦手だった。すっぱいものといえば梅干かこの手の類の黄色い飲み物か、というところである。いつの間にか飲めるようになっていた。なんならレモンもそのまま食べられるようになっていた。
大人になるということはいろんなものを得て、いろんなことを忘れていくことだと思う。いつからかわたしも、そこらじゅうの大人と同じようにすっぱいもの・苦いものを危ないと思う繊細さが失われてしまった。今口にして恐れることといえば、牡蠣か何かのノロウイルスか、ブログやツイッターの炎上くらいである。いつの世も口は災いの元。
とりあえずキレートレモンを一箱買ってはみたものの、我が家にはまだ無調整豆乳が一箱半残っている。何かが残った状態で似たようなものを買ってしまうのをやめたい。
豆乳はここ最近で料理が面倒なときの代替食である。いうほど腹持ちは良くない。
キレートレモンは食事の代わりになるか。否。あんなものが食事の代わりになったらハリウッド48時間ミラクルダイエットがポッカレモン48日間キレートダイエットに存在意義を奪われてしまう。
要するにキレートレモンはコーヒーや紅茶と同じく、嗜好品として飲むのである。ペアリング?そんなものは必要ない。キレートレモンは単体で十分に魅力的である。
冷蔵庫に入れようと思ったんですが、ヨーグルトとマツキヨで激安だったじゃがりこが占領していたので、もう少し中身が捌けてからキレートレモンで冷蔵庫を満たします。
すっぱおいしいしあわせ。
はぐれめたる。
あぐれ