おかかえのあたま

ぐれたりぐれなかったり

灼熱感

自律神経が壊れている。

通院してからずっとなのでもう慣れたは慣れたものの、季節を問わずに灼熱感がすごい。ここ5年くらいは体が熱くて冬でもコートを着なかったりもする。他人から見れば気違い極まりないけど、着たら着たで熱くて頭がくらくらするし、そんな状態で電車にでも乗ろうものなら過呼吸もどきになってぶっ倒れる。どうしたらいいんだという話。

熱い熱いと思ってるときはほぼ喉のあたりに違和感があってとても苦しい。もちろん喉の異常はなんにもなくて、こういうのをヒステリー球っていうらしい。キーキー叫ぶわけじゃないけど、本来のヒスってそういうことだしね。

 

ヒス球で思い出したけど、学生のときにバイト帰り知らないおじさん2抱きつかれたときは喉のあたりがきゅって締まって、全く声が出なかったな。ああいうときに大声を出せる人は普段どんなに訓練をしているんだろう。とにかく喉が詰まってくるしい。どうせわかってもらえないけど、くるしいものはくるしい。そしてかなしい。

 

 

例に漏れず今日も特に肩甲骨のあたりが尋常ならざる熱の籠り具合で背中を出して床を転がり回っている始末である。こんなの親が見たら泣いちゃうわね。

こういうときは水をじゃぶじゃぶ浴びて体温下げてその場しのぎをしたいところなんだけど、なんかもうそんな気力も起こらなくて、わたしの背中だけずっとシベリア送りになればいいのになって思う。凍傷ってめちゃくちゃ痛いらしいけど、壊死しちゃったら痛覚ないよね、どうなってるのかな。

 

 

意外に灼熱感と気分の落ち込みは相関している雰囲気で大概はちゃめちゃに泣いてるときは身体が熱いし、感情はとにかく下がりっぱなしだし、どうしたらいいのという状況になる。

全く根拠はないけど、誰かに怒ったりしたらこんなに熱が籠ることもないのかな。わからない。

ときどきいるキーキー系ヒス気味のおばさんとか、沸点の低いおじさんなんかを見るとああはなりたくないと思う気持ちと1回くらい他人にめちゃくちゃキレたりしてみたいという気持ちと両方が出てくる。世間的には他人にむやみに興ったりしない方がいいと思われがちなんだろうけど、怒るタイミングが全くわからないというのも欠陥で返品交換するべき状態だと思う。

 

 

今のところ怒りたい誰かもいなければ、気に食わない何かもないし、強いて挙げれば言うことをきかないわたしの体温調節機能くらいなんだけど、怒ったところで何が変わるわけでもないしね。結局また怒るタイミングがわからなくてかなしい。

 

 

 

これからまた暑くなってくるけど、夏はどうやって過ごしたらいいのかな。ずっと水風呂にでも浸かっておくしかないのかな。物言わぬ貝になりたいとまでは思わなけど、心配事の少なさそうな金魚くらいにはなりたいね。

金魚も金魚でわたしが思ってるよりは結構いろんなことで悩んだりしてるのかな。「全く同居魚が増えない」とか「最近餌が少ない気がする」とか。それでも熱いって思うことはないだろうしね。うらやましいなあ。

でも、金魚は熱くなったら死んじゃうのか、それはそれでかなしいなあ。

 

 

 

どうしたら灼熱感はなくなるんだろうね。そんなに悪いこともしてないと思うけど、くるしいって思うこと自体もよくないのかな。

胸のあたりもぞわぞわしてきた。薬飲むしかないかな。虚無だなあ。

 

 

 

ちょっとくらいぐれたほうが人生楽かもしれないね。

あぐれ